地震が発生した時、私は東京港区で仕事をしていました。縦揺れがしばらく次に横揺れが発生し始めました。
窓から向かいのビルを見るとビルが左右にゆらゆら揺れるのを見て、ただならぬ恐ろしさに襲われました。もしかしたら、ビルが倒れてしまうかもしれないと思い、すぐに階段で地上に降りました。まだ、そのときは階段で逃げる人もいなかったので、もう奪取でおりました。(8階から)階段から降りる際も、ゆれが激しく今思えば転倒しなくて良かったなと思います。
ニュージーランドの地震で、街が壊滅状態になっているニュースを見ましたが、東京は耐震構造が進んでいるせいか、周りのビル等でもガラスが割れたりしているようなことすらありませんでした。
私の会社のビルはひびが入ったり、壁の塗装が剥がれたりはしていました。耐震構造でなければ、東京も壊滅状態になっていたかもしれません。お付き合いさせて頂いている、ベンダーの会社が新木場にあるのですが、水浸しになってしまったそうです。
電車も全線運行停止になり、道路も車であふれかえって交通は麻痺状態になってしまいました。私も会社で一夜を明かしましたが、これは被害が無い状態でも大変つらいものでした。東京で家事や津波が発生していたらどうなっていたのかと思います。
地方より、友人や知り合いから電話やメールをたくさんもらい、みんなには心配をかけてしまいました。
東日本では今でも、救出作業が継続されていますが、一人でも多くの方の救出を願います。
被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。